2011年12月05日

OBOG訪問会 二極化

寒くなると、食欲がさらに増しています。
「今は授乳期だから2人分食べる〜♪」と言って(言い訳??)
たくさん食べてしまいます。

せっかく体型が戻って産前の洋服が着れるようになってきたところ。
いかんいかん!と毎日、コアリズムをしています。


先日のOBOG訪問会のこと。

私は教育業界を担当させていただきました。
約30名の小教室でのお話を
50分×4コマ させていただきました。

4コマ目にはなんだかもうハイテンションになっていました。

今年度の就職活動は日本経団連の「倫理憲章」見直しによって
従来は10月1日に解禁されていた企業の新卒採用情報の公開を12月1日に2か月後ろ倒し、
2012年3月末までは「採用広報期間」として、採用選考は2012年4月1日に解禁となります。


このような背景もふまえて
学生さんたちはどんな意識でいるのか知りたいと思っていました。

120名ほどの学生さん。

たった50分の場の共有でしたが
話を聴く態度、質問の仕方などから
すでに学生さんの意識も「二極化」しているというのが実感です。


・こちらの話に相槌を打ちながら、しっかり目をみて話をきく
・話を振ったことについて、きちんと反応する
・学内の訪問会に関わらず、スーツ着用で来る
・質問の言葉遣いが丁寧
・休憩中にも質問しにくる

とても気持ちがよく、私が学ばせていただきました。

企業の面接でも、職場でも「やりとり」が『成立』することが
物事を進める上での大前提。

相手の言いたいことを的確につかみ、応答する・考える
これが成立している時間はとても深い時間になりました。

一方でこれが成立しない学生さんもいました。
自分は質問しないのだけど、他の人が質問した内容については必死にメモをします。
何を聞いていいかもわからない・状況を知りたいという目的があったのかもしれません。


質問する学生さんは
ノートにすでに質問事項を書いていたり

最初は何を質問していいかわからなかったけれど
話の中で気づいたことを「具体的に聞きたいです」と質問したりと

時間の活用密度が濃いです。



私自身も、学生さんの質問に的確に答えていただろうか、
もっとわかりやすく話ができなかっただろうかと反省中です。

できるだけ、質問そのものではなく、その言葉の裏にある「意図」を探るために
聞き返したり、質問者が自問自答できる形で投げかけたりすることを意識しましたが
他のアドバイザーさんを見て、
まだまだだな・・・もっといろんな形でのやりとりを試してみようと気づきました!

今年初参加だったので
より先入観を持たずに学生さんと接することができたのは
良い点だったと思っています。


学生さんから多かった質問は2つあります。
また更新します。



2011年06月21日

「したい」なら「できる」

進路選びにおいて
「向き」とか「適性」とか
そういう表現がよく見えるのですが

私はいつもイマイチ、「ピン」ときません。


学生さんにも
「私に向いている仕事って何ですか?」とか

「この先、どんな進路が考えられますか?」とか聞かれることがあります。


そのたびに「私は占い師じゃないしっ笑」って思います。

「向く」ってどういうこと?
「あなたはどう思うの、どうしたいの?」
という点で話を進めていっています。


向き・不向きって何でしょうね?

あくまでも私の考えなのですが

だれが
いつ
どんな基準で

向いている・向いていないを決めるのか・・・と考えると

「正解はない」

だから、選択したことを正しかったと思えるように
自分で「向かせる」ことが大事なのではないか。


もちろん
その進路内容について必要と思われる
「資質・能力」をリサーチしたり、自分で考えたりしてみる。

それを身につける方法を考えてみる。努力する。

それを踏まえて
「やりたい!」と思える情熱があれば絶対に向いているのではないか。



ある人に言われたことがあります。

「それを『したい!』と思う人はそれを『できる』人ではないでしょうか」と。


「したい!」という気持ちを
分析や努力という形として行動していけば「できる」が積み重なる 

そう感じます。


もちろん、やってみた上で、
新しい視点が見えて違うステップへ方向転換することも良いことだと思います。

したいことがわからないから
自分の持ち味から探してみることも良いと思います。

持ち味そのものは、実は無意識に「したい」という気持ちが潜んでいたから
自分のものになっていることがほどんどだと思います。

2011年06月14日

強み 弱み ではなくて

学生さんと接していて、多いこと。

「自分の強みがわかりません」という発言。


ただ自分を掘り下げきることができていないだけ
経験の振り返りがもう1つ足りないだけ

という状況がほとんどです。


強みを引き出すヒントとして
「弱み」を考えてみる。

それをひっくり返して強みととらえる
という発想はよく使われていると思います。


たとえば
「行動が遅い」という弱み

→ 「じっくり考えて動く」という強みとアピールできるケースもあります。


でもそもそも思うのですが
「強み」「弱み」というのは

状況に応じて変わるものだと思います。


だから私は「持ち味」という表現をして接するようにしています。

その人の持ち味 
それがある場合は強みとなるし、違う場合は弱みにもなる


「強み」を探そうとすると身構えてしまうことでも
自分の持ち味を探そうとすると
どんな特徴でも良いのですから

たくさん洞察できるかもしれません♪


また周りの人と持ち味が同じ表現であっても
まつわるエピソードは絶対に同じではありません。

だからその人独自の持ち味と言えると思います!

2011年06月02日

我究

私が去年から継続していること。

「我究」

自分を知ることです。
それを今後の活動に結び付けることです。

ヒントはこの本から得ています。

gakyuu.jpg

「絶対内定」杉村太郎


就活生向けの本ですが
小学生から社会人まで、活用の仕方次第で
とても自己概念の広がりに力を貸してくれる本だと思っています。


ワークシートは一体何枚あるのだろう・・・というくらい
多視点に亘るものです。

やっているうちに自分の一貫した部分が見えてきます。


表面的な・一時的な・内定をとるための自己分析ではありません。
杉村さんは就活期だけでもワークシートを最低20回やり直してほしいと言っています。

私はまだ2回目です。
1年前の自分と
考え方が反対になっていたり
根拠が明確になっていたり
追加されていたり

発見が楽しいです。

gakyuu2.jpg


我究の継続は「7つの習慣」でいう自己の内的安定性の追求にもつながることです。

就活生だけでなく
むしろ幼児期からでも
上手に活用してみてほしいオススメ本です。

2011年05月30日

「自分」があるからこそ

就活生のみなさん
そして私自身に投げかけたいことです。

『「自分」を持っているからこそ見てみませんか?』


以下、「脳を活かす勉強法」 著者:茂木健一郎 より引用

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人生を豊かにするためには「チャレンジング(新しいこと)」と「セキュア(予想できること)」
の組み合わせが大切。

新しいことにチャレンジする人
=実は芯にすごく頑固な哲学やぶれない自分を持っている

今までのやり方に固執したりチャレンジする気がない人
=セキュアベースがない人が多い


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自分のやりたいことが明確だから
考えがあるから
他を取り入れようとしない、見てみないというのはもったいないなと感じます。

「自分」を持っているからこそ挑戦できる。他も見る。

迷っても元に戻れば良いから。


まとまった期間に多くの業界をのぞくことができることは
新卒の就職活動期のメリット!!

行きたい業界があるからこそ
他業界、関連業界を見て
もう一度、価値観にゆさぶりをかけてみませんか??

2011年02月23日

あなたのアンカーは??

今日は私が好きなカウンセリング理論家の1人
エドガー・H・シャイン先生の
「キャリア・アンカー」について。


アンカー【anchor】
@錨(いかり)
A固定にする物、支えになる物    
       (ジーニアス英和辞典より)


キャリアアンカー
職業や職種、勤務先などを選ぶ際の「判断基準」となるもの。
キャリア選択の「基本指針」として、キャリアを「方向付ける役割」を果たすもの。
自分のキャリアにおいて絶対に譲りたくない「大切なこと」。


シャイン先生は8つのキャリアアンカーを示しています。
1.専門
2.経営管理
3.自立
4.安定
5.企業家的創造性
6.社会への貢献
7.チャレンジ
8.全体性と調和


各アンカーについての説明は省略します。

自分の方向を考える際に
その時に大切にしたいキャリアーアンカーに優先順位をつける
         ↓
その条件を満たす具体的行動は何かを考える


キャリアプランニングプロセスの1例です。


大切なことはキャリアアンカーに順位をつけることではなく

どうしてそれが今大切なのか
それによって何を得たいのか

を自問自答することだと私は考えます。


クライエントによっての定義も異なります。
「安定」と一口に言っても、カウンセラーが思う安定とクライエントの思う安定は
完全一致しないと思います。

「安定を大切にしたいんですね〜」で終わっていたら
カウンセラーの先入観による「安定」で話が進んでしまうと考えます。


『では、あなたにとっての「安定」って何??』
と私は聴くようにしています。聴かないとわからない、ただそれだけです。


今のあなたのキャリアアンカーは何ですか??
そのアンカーはどんなものですか?

2011年02月17日

聴く姿勢

2月16日に
ある学生さんとのやりとりについて綴りました。

彼を見てすごいなぁと感じました。

@どんな問いかけでもまず聴く体勢ができている

Aそれを自分に落とし込んで考える

B気づきを言葉にして、そこを基点にまた行動する

このステップの進行が速い。
なにより、聴く体勢ができているのが対面していなくてもわかるのがすごい。

カウンセラーが見習うべき姿勢だと思います。


彼は採用試験においても
面接官の質問をきちんと「聴いて」
意図を汲み取って的確に回答する


アピールしたい材料はたくさんあるけれど
タイムリーに引き出しから取り出して
端的に述べる


回答の内容はどんなものかわかりませんが
面接官にとっては心地よいコミュニケーションなのではないでしょうか?

伴って、採用結果も良いものをいただいているようです。


就職活動中の学生さんは
たくさん考えています。

取り組み方次第で
自己概念も広がるし
人とのやりとりのスキルも上がっていく

彼らから私が
学ぶべきことが多いです。

2011年02月16日

自己探索で見える!

現在、自分の都合で
なかなか学生支援現場に行くことができません。

そんな中できるのが
メールカウンセリング。

先日、ある就職活動中の大学生とやりとりしました。

彼は「やりたい仕事」がない!と伝えてくれました。

夢は持っている
それを今やる「仕事」の形としては何がいいのか見えていない

という状況でした。

せっかく素敵な夢。
その夢についてもっと掘り下げてはいかがですか?
と問いかけました。

どんなことを実現したいのかを深堀して
必要なスキル、人脈、経験を考える

彼は45歳でそれを実現したいという軸を持っており
時間軸で逆算して
上記の事柄について気づきがあり

今やりたい仕事が見えてきたとのことでした。


何度も思いますが
「やりたいことがない!」と言い切る学生さんと話をして

「本当にやりたいことがなかった学生さん」は1人もいません。


もちろん行き着くまでは何度も自己探索します。
それは一生続きます。

「やりたいこと」から入らずに
「どんなふうになりたい?」から入ると見えるケースが多いです。

「憧れの人・もの」という身近な視点から入ることも多いです。


厳しい見方をすれば
「やりたいことがないって言っているわりに、
考えることを怠っていませんか??」と言いたいこともあります。

気づきのきっかけは周りから与えると良いと思います。


貴重な持ち味。
気づきを与えるきっかけを投げたら
「自分」で気がつくことができる


それを彼からまた実感させてもらいました。

現場で支援できない状況でも
できることがあるということにも気づきました。

2011年01月31日

「なんとなく」と思ったら考えるチャンス!

先日、「キャリアのみかた」という本を紹介し

「自分」+「労働市場状況」を見てキャリアを考えてはどうですか?
と投げかけました。

特に新卒採用での就職活動中の学生さんと接していて感じます。

なんとなく大手企業がいい」
って言っていません??

会社へのエントリーを始める切り口として
どうしても志望がわからないときに
知っている企業から見てみる

というきっかけにするのは良いと思います。

ただ企業分析も甘く
志望理由が曖昧なのに大手企業しか見ていないのは
非常にもったいないことだと思います。

志望理由が明確な場合はなおさら中小企業も見てみるべきです。

地元の中小企業でも、独自の経営方針と製品開発によって
世界でもトップのシェアを有する会社は少なくありません。


なんとなく大手志望という学生の中には
福利厚生面で中小企業よりメリットがあることを主張する人もいます。

もちろん福利厚生面もキャリア選択において重要な要素の1つです。


ここから先、
より掘り下げていきたいと思います。


福利厚生って何?
中でもどの項目が大事?
それは自分のキャリア形成においてどう影響する?
もしそれが今満たされなかったらどうなる?他で補完はできない?

尋問したいのではなく、考えてほしいんです。


私自身も就職活動の時に知識として持っていませんでしたが
外部環境を知る1つとして

「労働費用の構成」について知っておくのも良いのではないでしょうか?
これは会社によって異なります。

例えば
労働費用総額のうち基本給や残業手当は何割を占めるのか
         現金給与総額と付加給付の割合はどれだけか

など。


福利厚生面では大手企業と中小企業との格差はあります。

しかし最近では大手企業において
退職給付と法定外福利厚生のリストラ改革が進んでいます。
サービス内容も住宅関連を縮小廃止し、健康と能力面の向上を拡充したいという企業が増えています。


そういった現状を知り
かつ、その条件がやはり必要であると考えたときに
自己概念も広がり、志望度も上がるのではないでしょうか?


待っていても詳しい労働市場関連項目についての説明はされません。

自分を待ち受ける世界について
自ら動いて知っていきましょう。

2011年01月26日

外部環境を知った上での意思決定

オススメ本です。
就職活動中の学生
将来の進路選択中の高校生
現在就業中のみなさん
これから転職を考えている方

どなたにでもオススメしたい本です。

もちろんこんな知識はもう入っているよ
という方も大勢いらっしゃると思います。

キャリア形成に役立つデータ・図表について
そこから見えるものを明快に説明している本です。

hon2.jpg

「キャリアのみかた 図で見る109のポイント」


はしがきのタイトルが
「脱キャリア・カウンセリングのすすめ」とあり
キャリアカウンセラーとしては食いつきました。笑

著者が言う、上記の意味は

「あなたがやりたいことは何?」といった適職探しだけにとどまっている活動に対して
他にも大事な点があるのに・・・という物足りなさを指摘したものです。


仕事と生活は切り離すことができない。
就職から引退までの40年以上の歳月について考えながらキャリア形成をしてほしい。

という著者の思いが込められています。


適職探しに加え
「自分を待ち受けている世界を知る」という視点を持つ。


もちろん必要なことです。


内部=自分
外部=労働市場環境 

両者を知ってキャリア形成をすることは
CDAのキャリアプランニング・プロセスにも含まれていることです。

だから「脱・キャリアカウンセリング」というタイトルにはしっくりきませんが・・・笑

著者の伝えたい意味は大いに納得できます。


私の就職活動では
労働環境のことは一切考えずに
「やりたいことをやるんだ!!」と突っ込みました。

どんな環境であってもそんなに気にしない〜〜という感じだったので
それはそれでいいのかもしれませんが・・・


自分を取り巻く環境がどんなものかを知り
必要な条件は何か
それはどうして必要なのか

条件を満たせない場合どうなるのか

外部環境について考えることも自己概念の広がりにつながります。


まずは知ることから。
知った上での意思決定はより強固なものになりますね。 
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